安曇野で高村光太郎・智恵子の作品展

2016/08/14 10:20
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 安曇野市穂高の碌山美術館は、彫刻家で詩人の高村光太郎と妻の智恵子をテーマにした企画展を開いている。光太郎と親交のあった同市出身の彫刻家、荻原碌山の作品を飾る同館が、光太郎の没後60年、智恵子の生誕130年を記念して企画。光太郎の彫刻や詩の原稿、智恵子の切り絵など約60点を展示している。

 智恵子への思いをつづった詩集「智恵子抄」の原稿は遺族から借り、5点を公開した。その一つ「レモン哀歌」は、「そんなにもあなたはレモンを待つてゐた/かなしく白くあかるい死の床で」などの有名な一節が読み取れる。「桃」や「白文鳥」といった木彫の代表作も陳列した。

 五十嵐久雄館長(65)は「これだけの数の代表的な彫刻や詩が展示されるのは全国的にも珍しい。新たな芸術作品を作ろうとした意志と、智恵子への愛の深さがうかがえる」と話している。

 28日まで。大人700円、高校生300円、小中学生無料。

写真説明:高村光太郎の彫刻や原稿が並ぶ会場と五十嵐館長

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