登って描いた北アの風景画

2016/08/14 10:18
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 1936(昭和11)年に結成された日本山岳画協会(東京)の創立80周年記念展が、安曇野市の安曇野山岳美術館で開かれている。11日の国民の祝日「山の日」に合わせた企画。会員や元会員計23人が、山にスケッチブックや画材を持ち込んで描いた北アルプスの油彩画など26点が並ぶ。

 武井清さんの「槍ケ岳快晴」は縦60センチ、横70センチの作品。雪の所々にごつごつした山肌がのぞく山頂付近が青空に浮かび上がった情景を描いた。田中泰道(ひろみち)さんの「穂高連峰曙光(蝶ケ岳より)」は、赤く染まった山並みが目を引く。協会創立者の一人で山岳画家の足立源一郎さんの同館所蔵作品14点も並べている。

 鑑賞した徳島県鳴門市の石橋敬治(たかはる)さん(62)は、10〜12日に富山県の北ア・大日岳に登り、同館に足を延ばしたといい、「実際に山に登らないと描けない、一瞬の景色を切り取った作品ばかり」と感心していた。

 11月8日まで。9月16日からは会員の別の作品を飾る。水曜と木曜休館。大人600円、中高生300円。問い合わせは同美術館(電話0263・83・4743)へ。

写真説明:槍ケ岳や針ノ木岳を描いた作品が並ぶ会場

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