諏訪地方にゆかり、昌幸書状など並ぶ 茅野の史料館企画展

2016/08/11 09:44
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 茅野市宮川の市神長官守矢史料館は、企画展「真田と諏訪―信濃の武将たち―」を開いている。織田信長が本能寺の変で自害した後、旧武田領を巡って北条氏、徳川氏らが争った「天正壬午(てんしょうじんご)の乱」の当時、真田昌幸が諏訪大社上社神職の長「神長官」だった守矢氏に出した書状など28点を展示。この乱は、NHK大河ドラマ「真田丸」で描かれた。

 信長は1582(天正10)年3月、諏訪に侵攻して上社を焼き、武田勝頼を滅ぼし、法華寺(諏訪市)に滞在。6月の本能寺の変の後、諏訪地方では、諏訪氏を復興させようとした諏訪頼忠を、徳川、北条がそれぞれ味方に引き入れようと画策した。

 昌幸の書状は、昌幸が治める小県は国境に接して混乱しているため、今年は寄進できない、と書いている。北条氏直と徳川家臣の酒井忠次からそれぞれ守矢氏に届いた書状も展示。武田勝頼が新府城(山梨県韮崎市)築城祝いの礼として、守矢氏に出した書状も飾った。

 学芸員の柳川英司さん(47)は「真田丸の背景を知る上でも重要な史料」と話している。10月10日まで。月曜休み(9月19日は開き、同20日休み)。入館料は大人100円。

写真説明:真田昌幸の書状などを展示している茅野市神長官守矢史料館

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