戦時中の薄暗さ体験 上田で灯火管制下の照明展示

2016/08/10 09:39
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 上田市武石ともしび博物館は、戦時中の灯火管制下に一般家庭で使われた照明用具など13点を展示している。戦時下の日常を知ってもらおうと初めて企画した。光が漏れないよう電球の周りを布や紙製のかさで遮った照明器具からは、当時の薄暗い雰囲気を感じることができる。

 学校の授業の時間割や「漏(もら)すな燈(とう)火、語るな機密一致協力、國土(こくど)を護(まも)れ」などの標語を印刷した紙を貼ったかさもあれば、カラフルだったり、飛行機を描いていたりと多彩なかさが目を引く。塗装を施して照度を抑えた電球や、発電式の懐中電灯もある。

 児玉裕二館長は「収蔵品で電気をともすことで、戦争当時を思うきっかけになればいい」と話している。

 9月7日まで。高校生以上400円、中学生以下200円。上田市などの上田地域定住自立圏域内に住む高校生以下は無料。月曜休館。問い合わせは同館(電話0268・85・2474)へ。

写真説明:灯火管制で使った電灯のかさ

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