小諸市の写真クラブ「写楽こもろ」が14日まで、結成10周年記念写真展を小諸高原美術館で開いている。スナップ写真や風景写真、自然写真など、佐久地方の会員33人がこだわりの計99点を展示している。
会長の神津周治さん(69)=佐久市長土呂=によると、クラブは2006年に小諸市文化センターが開いた写真教室の受講生たちで結成。市内のカメラ店主、柳沢勝彦さん(61)が講師を務め、毎月市内外で撮影会を開く。会員は女性が約半数を占める。
10周年を記念し、33人が3点ずつ出品。これまでで一番の自信作1点を全紙サイズで展示した。アザミの花にハチとチョウがとまった瞬間を接写した作品や、浅間山を幻想的に写した作品などがある。ほかに「一期一会」のテーマと、自由テーマで出品。神津さんは「やっと皆さんに自信を持って見せられる写真が撮れるようになってきた」と来場を呼び掛けている。8日は休館。入場無料。
写真説明:風景写真、スナップ写真など会員こだわりの作品が並ぶ展示会場