山の魅力発信「涸沢フェス」 講演会や講習会、本からも

2016/07/29 11:16
ODEK2016072900658001.jpg

 山の恵みや素晴らしさを発信するイベント「ヤマケイ涸沢フェスティバル」が28日、松本市安曇の北アルプス涸沢などで4日間の日程で始まった。山岳関連の書籍や雑誌を手掛ける山と渓谷社(東京)が主催。講演会やコンサートのほか、安全登山のワークショップ(参加型講習会)などがある。これまでは8月か9月に開いていたが、今年初めて迎える国民の祝日「山の日」(8月11日)に向けて機運を高めようと時期を早めた。

 今年で6回目。従来の3会場(涸沢、横尾、徳沢)に加え、新たに槍ケ岳山荘も加えた。横尾山荘前の会場では、登山の知識をまとめた書籍約30冊を展示。登山中の救急処置の本を手にした愛知県一宮市の公務員田島盛充さん(50)は「本を読んでおけば安全性も高まる」と話した。

 イベントの運営責任者の湯浅陽介さん(42)は「安全に楽しみ、環境に配慮した登山の方法を知ってほしい」と話していた。

 日本百名山と日本二百名山を踏破したプロアドベンチャーレーサー田中陽希(ようき)さん(33)=相模原市=をメインゲストとして招き、講演会を開催。涸沢の山小屋「涸沢ヒュッテ」で29日午後7時、上高地の山小屋「徳沢園」前で30日午後7時45分に開く。29日は当日配る整理券が必要。

写真説明:横尾会場で北アルプスを題材にした本を手に取る登山客=28日

北陸と信州・長野、新潟の観光情報が満載! 北陸・信越観光ナビ