山岳絵画の変遷感じて 松本市美術館で企画展

2016/07/16 11:37
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 8月11日に初めて迎える国民の祝日「山の日」を記念した企画展「遥(はる)かなる山発見された風景美」が16日、松本市美術館で始まる。日本で近代登山が始まった明治期から昭和前期にかけて山を描いた油彩画や水彩画、木版画など80点余を展示。15日は、同館友の会会員や関係者を対象にした内覧会があった=写真。

 画家自らが山に登って描いた作品を紹介する「絶頂への憧れ」と、麓から見上げた山や抽象的な作品が並ぶ「山への視線」の2部構成。中村清太郎(1888〜1967年)の「初夏の槍ケ岳」は、高山帯から望む槍ケ岳と稜線(りょうせん)を油彩で表現した。吉田博(1876〜1950年)の油彩画「有明山」は、安曇野市の有明山山頂や麓の平野部を付近の山から望む。

 同館学芸員の大島武さん(48)は「山の絵が時代と共にどう変化してきたか、感じてほしい」と話している。

 企画展は松本市美術館主催、信濃毎日新聞社など共催で9月4日まで。7月19、25日は休館で、8月8日は休室にして作品の一部を入れ替え、全体では46人の約120点を展示する。観覧料千円(高校生、大学生600円)。問い合わせは同館(電話0263・39・7400)へ。

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