阿智の暮らし振り返る特別展 熊谷元一写真童画館

2016/07/02 11:33
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 阿智村昼神温泉郷の熊谷元一写真童画館は、阿智村制60周年を記念した特別企画展「合併前から平成までの『村の移り変わり』と『人々の暮らし』」を開いている。1956(昭和31)年に会地村、伍和村、智里村が合併して阿智村ができる直前から、合併後の歩みを熊谷さんの写真60点で紹介。年代を追って村の成り立ちが分かる。

 55年に役場を写した写真には「町村合併実施強調期間」と書かれた横断幕が写り、昭和の合併の機運が盛り上がる様子を感じさせる。56年の合併調印式以降は57年、59年、61年と大きな水害があったことを伝える写真が続く。昭和40年代は中央道恵那山トンネルの掘削、役場庁舎新築、昭和50年代は昼神温泉郷に大規模ホテル完成などハード面で変化が大きい。

 戦後開拓で伍和青見平で暮らす人々の様子も伝える。熊谷さんは戦後開拓地の写真を500枚近く残している。祖父母が青見平に住む飯田市山本の伊藤裕太さん(19)は写真を見て、「自転車でよく遊びに行ったが、開拓の歴史があったとは知らなかった」と驚いた様子だった。

 かまどからガス台へ、いろりを囲んだ畳部屋から洋風の応接間へと、住宅の変化を定点観測した写真もある。11月14日まで。火曜休館(夏季は営業)。観覧は一般350円。

写真説明:村の移り変わりと人々の暮らしを紹介する特別展

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