松本の卯京さん、長野で初の個展 独学で描き始め画家に

2016/07/02 11:31
ODEK2016070200643001.jpg

 松本市新村の画家卯京華月(うきょうかげつ)(本名・乾真紀子)さん(42)が5日まで、初の個展を長野市川中島町原のギャラリータカハシで開いている。卯京さんはイラストから車の塗装、絵画へと作品を変化させてきており、ジャンルを問わない多彩な表現の78点が並ぶ。

 卯京さんは中学から独学でイラストを描き始めた。20歳ごろから、当時は女性では珍しかった車の「ペインター」として活動を始め、改造車やトラックの塗装を受注した。

 2011年、37歳で都内の美術専門学校に入学。墨で仏神を描いて自身のブログに載せたところ、東日本大震災の被災者から「絵を見て助けられた」との声が届き、「思いを込めて絵を描けば受け手の心に届くと、改めて認識できた」。卒業制作では「希望の光が差すように」と、岩手県の海岸に昇る朝日を描いた。

 卒業後は油絵を中心に描く。安曇野のワサビ農場を題材にした作品は、昨年のミラノ万博の日本館が認定した展覧会で展示された。卯京さんは「追求の方法次第で、独学でも成長し続けられることを伝えたい」と話す。午前10時〜午後6時(5日は午後4時まで)。入場無料。

写真説明:2015ミラノ万博の日本館が認定した展覧会で展示された作品のそばに立つ卯京さん

北陸と信州・長野、新潟の観光情報が満載! 北陸・信越観光ナビ