詩歌に淡彩、色紙を展示 軽井沢の画家・篠原さん

2016/07/02 11:29
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 軽井沢町軽井沢の画家篠原義易(よしやす)さん(82)が、詩歌を記し、淡彩を添えた色紙約50点を並べた「染筆(せんぴつ)展」を、自宅併設のギャラリー「さびたの花」で開いている。「見た人、読んだ人それぞれが、詩や歌との出合い、共感を得るきっかけになれば」と話している。

 篠原さんは武蔵野美術大を卒業し、東信地方で35年余にわたって中学校の美術教師として勤務。美術団体「元陽会」審査員も務めた。元々、詩や短歌、俳句が好きで、今年から本格的に色紙を使って表現するようになった。詩集や歌集を参考にしながら、水彩絵の具で絵を、墨で文字を表現。早朝に1枚描き上げるのが日課だ。

 平安時代の歌人、在原業平(ありわらのなりひら)が詠んだ「信濃なる浅間の嶽(たけ)にたつ煙をちこち人の見やはとがめぬ」には、淡い青紫色の浅間山や、白や黄色の立ち上る煙を描いた。富士見町に住んだ詩人、尾崎喜八の「冬野」の一節と合わせて、白や茶色の太い横線を並べて描いた作品などがある。

 12月25日までの午前11時〜午後5時。不定休。入場無料。問い合わせは、さびたの花(電話0267・42・5027)へ。

写真説明:詩歌を記し、淡彩を施した色紙を持つ篠原さん

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