幸村vs伊達政宗、迫力の騎馬戦劇 上田で月1回披露

2016/06/07 10:00
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 上田市などの乗馬愛好家でつくる「信州上田騎馬同好会」は、戦国武将・真田信繁(幸村)と伊達政宗を演じる2人が馬に乗って一騎打ちを繰り広げる騎馬戦劇を、同市の上田城跡公園にある上田招魂社境内で月1回演じている。NHK大河ドラマ「真田丸」の放送に合わせ、観光客の目を楽しませようと3月から開始。同好会は「真田目当ての観光客が増えているので、迫力ある騎馬戦を見せたい」と張り切っている。

 騎馬戦劇は、大坂夏の陣(1615年)をイメージし、徳川家康の首を狙う信繁と、守ろうとする政宗が対決する―との演出。5日は午前と午後の2回披露した。境内の広場に勇ましい曲が流れ、会員手作りの赤い甲冑(かっちゅう)を着た信繁役と黒い甲冑の政宗役が馬に乗って登場。両者は円を描くように馬を走らせながら、接近するたびに「せやー」と掛け声を上げて激しく模擬刀を合わせた。

 15分ほどで劇が終わると、見物した市内の女性(68)は「馬がよく訓練されていてすごい」と感心して話した。

 同好会は乗馬が好きな10人ほどのグループ。会長の石井康平さん(65)=上田市築地=は4頭の馬を同市小泉の馬場で飼っており、劇のため神社まで馬に乗って通う。「こんなことは馬好きでないとできません」と笑う。劇で流れるテーマ曲「第一次上田合戦」は、市内の祭りなどで殺陣などを披露する「上田城甲冑隊」に所属する民謡歌手の原田直景(なおかげ)さん(76)=上田市神畑=が作曲した。

 信繁を演じる大工高木拓也さん(40)=上田市古里=と政宗を演じる自営業松橋登己男(ときお)さん(65)=千曲市中=は時間を合わせて小泉の馬場で練習する。片手に模擬刀を持って馬を扱うため、2人とも「練習しないと難しい。徐々に質を上げていきたい」と話している。騎馬戦劇は見物無料だが、上田招魂社改修に向けた協力金を募っている。次回は7月24日の予定。問い合わせは石井さん(電話090・8723・2722)へ。

写真説明:騎馬戦劇を演じる真田信繁役の高木さん(右)と伊達政宗役の松橋さん

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