山を愛した写真家、足跡しのぶ 伊那で青野さんの作品展

2016/06/04 11:14
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 1月に病気のため78歳で亡くなった写真家青野恭典(きょうすけ)さん(東京)の作品展「青野恭典こころの故郷信州の山々」が3日、伊那市西春近の青野恭典フォトアートギャラリー(かんてんぱぱホール内)で始まった。青野さんが愛した県内の山々の写真約50点を妻のハツ子さん(65)が選び、展示している。

 ハツ子さんによると、青野さんは事前に構図などを決めず、登山道を歩いて出合った風景を捉えることを心掛けていた。会場には、流れるような雲の影が山肌に映る北アルプス前穂高岳北尾根や、モノクロにした中央アルプス千畳敷の紅葉などの写真が並ぶ。

 東京の自宅には、青野さんが「山は僕の天国だ」と書いたアルバムがあるという。ハツ子さんは「写した場面だけでなく、そこからさらに広がっている信州の峰々を想像させるのも作品の特徴」と話している。

 12月5日までの午前9時〜午後6時(12月は午後5時)。入場無料。9月に展示作品を入れ替える。

写真説明:青野さんの作品を見る妻のハツ子さん

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