佐久平山野草愛好会、30回目の山野草展 会員の高齢化で活動に幕

2016/05/23 10:17
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 佐久地方の山野草愛好家10人でつくる「佐久平山野草愛好会」は22日、佐久市原の成田山薬師寺の参道で、30回目の山野草展を開いた。会員の高齢化のため今回を最後に解散すると決めており、訪れた人たちは丹精した山野草約200点を楽しむ一方、終幕を惜しんだ。

 同会は30年以上前から活動。1年間の成果を発表する展示会を開き、山野草の勉強会も重ねてきた。会員が30人近くいた時期もあったが、徐々に減少。今後、1人でも欠ければ展示会への出展数が大きく減り、他の会員の負担も大きくなる―などとして活動中止を決めた。

 会場にはサクラソウやケマンソウなどの花が並び、こけむした岩に生えたイワヒバは「森から一部を切り取ったようだ」と訪れた人をうならせていた。佐久穂町の男性(67)は「展示会に合わせて花を咲かせる調整は大変だったろう。活動を終えるのはもったいない」と惜しんだ。

 会長で御代田町豊昇の武藤弘さん(79)は「全員がそろっているうちに会を閉じ、今後は個人で続けたい。30年間よく活動を続けてきたなという思いです」と話した。

写真説明:自身が手掛けた山野草の前に立つ武藤さん

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