蓼科高原映画祭9月24・25日 原節子さんの作品予定

2016/05/20 10:15

 茅野市の蓼科高原を晩年の仕事場とした映画監督小津安二郎(1903〜63年)にちなんだ「第19回小津安二郎記念・蓼科高原映画祭」の組織・実行合同委員会は19日夜、市役所で初会合を開き、今年の映画祭を9月24、25日に開くと決めた。集客向上を狙い、JRグループと県などが来夏に開く大型誘客事業「信州デスティネーションキャンペーン(DC)」、今夏の「プレDC」との連携を探る方針を確認した。

 プレDCでは、小津監督と脚本家野田高梧(こうご)(1893〜1968年)が脚本を練りながら、散歩したという蓼科高原の「小津の散歩道」を取り上げる構想があるという。

 映画祭のテーマは前回と同様に「家族」と決めた。上映作品は、昨年9月に95歳で死去した原節子さんが出演した「晩春」(49年)や「東京暮色(ぼしょく)」(57年)などを予定する。

 ゲストは、小津作品に出演した女優の司葉子さん、有馬稲子さんに依頼。小津映画の常連俳優だった故・佐田啓二さん(1926〜64年)の長男で俳優の中井貴一さん、長女の中井貴恵さんにも来場を呼び掛ける、とした。上映は茅野市民館と新星劇場。短編映画コンクールの入賞作はJR茅野駅前ビル内の「電脳ひろばベレック」で上映する。

 実行委によると、前回の入場者数は延べ1852人で、前々回より892人減った。

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