柳沢さん指揮バルカン室内管弦楽団 平和願い岡谷で6月

2016/05/11 10:05
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 諏訪郡下諏訪町出身の指揮者柳沢寿男(としお)さん(44)=東京=が6月5日、音楽監督を務める「バルカン室内管弦楽団」を率いて岡谷市のカノラホールで諏訪公演を行う。同管弦楽団は2007年、柳沢さんが紛争に揺れた旧ユーゴスラビアの国や地域の演奏者に呼び掛けて結成。県内公演は3回目で、柳沢さんは「結成当時は演奏するだけで意味があったが、バルカン半島を代表するオーケストラに成長した」と話している。

 諏訪公演では、チャイコフスキーの「弦楽セレナーデハ長調作品48」など4曲を演奏。ショスタコービッチの「ピアノ協奏曲第1番ハ短調作品35」は、ピアニストの清水和音さんをソリストに迎える。公演のナビゲーターはアンドレア・ポンピリオさんが務める。

 来日メンバーは20人余で、公演時の編成は日本人演奏家を交え35人程度。金沢市や東京でも公演を予定している。

 今回は、世界平和を祈って10月にスイス・ジュネーブで開く「ワールド・ピース・コンサート」に向けた演奏会との位置付け。柳沢さんは「地球に生きる人が国や民族、宗教の違いを超え、『世界市民』と思えれば共存共栄につながる。音楽が人々をつなぐきっかけになると考えて活動している」と話している。

 諏訪公演(実行委員会と信濃毎日新聞社、信毎文化事業財団主催)は6月5日午後7時開演。チケットは一般3500円、高校生以下2千円で、岡谷市の笠原書店本店(電話0266・23・5070)、諏訪市の平安堂諏訪店(電話0266・53・4545)で販売。指揮者柳沢寿男後援会(電話090・7009・6985)は郵送での販売に応じる。

写真説明:6月に岡谷市で公演するバルカン室内管弦楽団

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