信州や全国…昭和の風景 駒ケ根で版画家・故宮田三郎さん作品展

2016/05/03 11:26
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 駒ケ根市の駒ケ根高原美術館で、2013年に89歳で亡くなった大町市出身の版画家宮田三郎さんの作品展「私をとりこにした昭和の風景」が開かれている。積雪の北アルプス白馬連峰や穂高岳など信州の風景を中心に、全国各地の文化財や街並みを表現した作品を含む同美術館所蔵の約60点が並んでいる=写真。

 朝霧に包まれる下高井郡山ノ内町志賀高原の丸池や、松本市の旧開智学校、広島市の原爆ドームや札幌市の時計台など、宮田さんが足を運んだ景色や建物が題材。いずれも昭和期の作品で、人物を入れず、切り絵のように濃淡もないが、輪郭の線を工夫することなどで立体的に仕上げている。同美術館の学芸員鈴木ゆり香さん(24)は「信州の風景を表現した作品は色合いが渋く、全国の文化財はカラフルに感じる」と話している。

 作品展は6月14日までの午前10時~午後4時半(5月4日を除く水曜と同6日、12日、6月9日は休館)。一般800円、大高生500円、小中学生300円。問い合わせは同美術館(電話0265・83・5100)へ。

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