陶芸で「東と西の結婚」 松本でバーナード・リーチ展

2016/04/21 10:36
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 戦後、松本市を訪れた英国人陶芸家バーナード・リーチ(1887〜1979年)の生誕130年を記念する「バーナード・リーチ展」(信濃毎日新聞社共催)が21日、市美術館で始まる。20日は美術館関係者らを招いた内覧会があり、東洋と西洋の文化の融合を目指したリーチの陶芸作品などを鑑賞した。

 日本民芸館(東京)が所蔵する陶芸作品をはじめ、関連資料など約200点を展示。陶芸との出合いから時代を追って深みを増す皿や陶板などを4部構成で並べた。松本市ゆかりの作品としてリーチがデザイン監修に協力した市内の家具工房の椅子もある。

 内覧会には約50人が出席し、日本民芸館学芸部長の杉山享司(たかし)さん(58)が解説した。日本各地で陶芸の技術を学んだリーチ作品について「西洋文化の骨組みに東洋的なものを加えた。これは文化の融合で、本人は『東と西の結婚』と表現していた」と述べた。

 関連プログラムでは、信濃毎日新聞で連載した小説「リーチ先生」の作者原田マハさんの講演会を24日に企画。既に定員に達したが、同日午後3時20分から、市美術館のショップで指定書籍を購入した人を対象にした定員100人のサイン会もある。

 展覧会は6月5日まで。大人千円、大学高校生、70歳以上の松本市民600円。問い合わせは市美術館(電話0263・39・7400)へ。

写真説明:21日に始まる「バーナード・リーチ展」の内覧会。出席者が味わいのある作品を眺めた

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