阿南の行人様、春の御開帳 29日に新野トレッキング

2016/04/19 10:28
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 阿南町新野の新栄山山頂にまつられる行人様(ぎょうにんさま)の春の御開帳に合わせて29日、住民有志のグループ「新野よいとこ会」が、新野トレッキングを初めて開く。地元の案内人から新野の民話を聞きつつ、行人様が歩いた道を登る。新野の魅力を広く知ってもらおうと、町外の人の参加も募っている。

 同町振興課によると、行人様の本名は久保田彦左衛門で、火事で妻子を亡くしたのを機に修行僧になった。17年間の修行後、新栄山に入山。1687(貞享4)年、石室の中で念仏を唱えながら亡くなり、即身仏(ミイラ)になったとされる。全国でも16〜20体しかない即身仏の一つといい、毎年春と秋の2回の御開帳には、住民が山に登って拝んでいる。

 トレッキングを企画した「新野よいとこ会」の金田しづ子さん(45)は「地元の人に大切にされている行人様。新緑の山々は気持ちが良く、多くの人に新野の魅力を知ってほしい」と話す。

 29日午前9時に新野福祉センターを出発。参加費千円。問い合わせは同会の尾崎真理子さん(電話080・3083・1524)へ。

写真説明:新栄山山頂にあり、行人様を見守る弟子とされる石仏

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