大正から昭和初期の御柱祭 下諏訪で写真展

2016/04/15 09:59
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 下諏訪町歴史民俗資料館は、主に1920(大正9)年から昭和初期までの諏訪大社御柱祭で撮影された写真を集めた「御柱写真展」を開いている。同町の諏訪湖博物館・赤彦記念館が所蔵する計11枚で、女装した男性が長持ちを担ぐ様子などを生き生きと捉えている。20年が3枚、26年が2枚、32年が3枚、38年が2枚で、昭和50年代の写真も1枚ある。

 20年の長持ちの写真は、下社春宮近くにある今の第1区公会所「明新館」前で撮影された。かつらをかぶって女装した男性の担ぎ手が写っており、諏訪湖博物館・赤彦記念館は「祭りを盛り上げるため、普段はできない格好をしたのではないか」と推測している。

 ほかに士気を鼓舞するような今の第1区の「出陣騎馬」、戦の勝利を喜ぶ様子を表現した第3区の「凱旋(がいせん)騎馬」の写真もある。32年の綱打ちで完成し、とぐろ状に巻かれた綱の写真には88貫目(330キロ)と重さが記されている。

 写真展は6月末までの予定。歴史民俗資料館は、騎馬行列の人形や江戸時代の下諏訪宿の様子を描いた絵も常設展示している。写真展の問い合わせは諏訪湖博物館・赤彦記念館(電話0266・27・1627)へ。

写真説明:下諏訪町歴史民俗資料館で開いている写真展。1920年の御柱祭で女装して長持ちを担いだ男性らの写真(左下)も並ぶ

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