上田の「サントミューゼ」 ホール稼働率7割弱

2016/04/08 10:28
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 上田市は7日までに、2014年10月に開館した市交流・文化施設「サントミューゼ」の昨年度の利用状況と本年度の事業計画を公表した。初めての通年営業を終え、大・小ホールの年間稼働率は7割弱。市は「全国平均の約60%(2010年度)を上回った。このまま維持していきたい」としている。

 サントミューゼは市交流文化芸術センターと市立美術館で構成している。昨年度の施設の稼働率(営業日数に占める使用日数の割合)は、大ホール(1530席)が69・9%、小ホール(320席)が66・9%。大スタジオは46・6%、多目的ルームは美術館の展示利用を含めて90・7%だった。休日に利用希望が集中して抽選になる場合もあり、平日の利用を促している。

 同センターのコンサートなどの公演事業は共催を含め、大ホールで23事業、小ホールで23事業を実施。プロの演奏家を市内の小学校や公民館に派遣する「芸術家ふれあい事業」などにも取り組み、合計で延べ3万3342人が参加した。また、美術館は展覧会が18事業で8万4936人が入館。美術教室などのワークショップは19事業に6128人が参加した。このほか、昨年12月末までに市民提案の11事業が計80日開催された。

 津村卓館長は稼働率について「施設のスタッフ数、規模を考えると適正だ」とした。

 本年度は同センターで群馬交響楽団(高崎市)や名古屋フィルハーモニー交響楽団(名古屋市)の公演を主催するほか、平日の昼に開く演奏会「ワンコインマチネ」に6組の演奏家を招く。美術館では、NHK大河ドラマ特別展「真田丸」などを開く。

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