落語で笑って江戸感じて 長野で19日から寄席

2016/03/18 10:04
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 長野市在住の落語愛好家らが、落語家の噺(はなし)を間近で楽しめる落語会を19日から5月28日にかけて計4回、市街地で開く=表。代表の長谷川浩一郎さん(58)=南石堂町=は「東京まで足を運べない人も多いので、江戸の空気を再現した良い落語会を長野でも楽しんでほしい」と参加を呼び掛けている。

 企画しているのは、愛好家10人ほどでつくる「信州凜語(りんご)寄席世話人会」やそのメンバー。信州凜語寄席は2008年に始まり、5年ほど前に世話人会が発足。仕事の傍ら、手弁当で企画、運営している。実力派や売れっ子に加え、「真打ち」になる前の「二つ目」で奮闘する落語家も招いてきた。

 「育成の楽しみがある」と語るのは会社役員の松縄真(まつなわまこと)さん(58)=三輪。公演後に落語家と話せるのも魅力で、会社員の山際大(たけし)さん(57)=西尾張部=も「(落語会の)達成感を共有できるのも醍醐味(だいごみ)」と話す。今回は桃月庵白酒(とうげつあんはくしゅ)さんの公演(26日)が第10回信州凜語寄席となる。

 ホテルのほか、世話人会のメンバーが経営する飲食店も会場にしている。19日午後7時から春風亭一蔵さん、26日午後2時から桃月庵白酒さん、4月18日午後7時から柳家小せんさん、5月28日午後6時半から入船亭扇辰(せんたつ)さんの落語を楽しむ会がそれぞれ開かれる。春風亭一蔵さんは二つ目で、ほかの3人は真打ち。

 こうした企画は落語家側もうれしいようだ。世話人会のメンバーと交流がある柳家さん生(しょう)さん(59)=東京=は「会場が小さければ小さいほど聞きたい人が集まるので、いいお客さんに巡り合える」と強調。「終わった後の懇親会も楽しみ」と笑顔を見せる。

 世話人会は今後も、二つ目の落語家が出演する機会を積極的に設ける方針。県内の土地やゆかりの品とそれを題材にした落語を聞くツアーも計画したいと考えている。

 公演はそれぞれ20〜50席で、定員に達し次第締め切る。問い合わせは長谷川書店(電話026・226・2122)へ。

写真説明:長野市で開く落語会の打ち合わせをする「信州凜語寄席世話人会」のメンバー

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