市民研究員らの活動を紹介 茅野の八ケ岳総合博物館

2016/03/17 11:14
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 茅野市豊平の八ケ岳総合博物館は21日まで、同館を支援する市民研究員や、同館を拠点にする市民団体を紹介する「博物館活動発表展」を館内で開いている。市民研究員が野外活動などで得たデータや各団体の活動中の写真、館内で織られた裂き織りなどを展示している。

 地域の自然史研究や科学教育の振興などを担う市民研究員たちは、「植物」「鳥類」「きのこ」「実験工作」の4部門ごとに活動を紹介。植物部門は採取した葉を新聞紙で挟んで乾燥させた標本や細密画などを並べた。実験工作部門は、子ども向けの工作教室で作った教材などもある。

 八ケ岳で個体数の激減が指摘されている県天然記念物のミヤマシロチョウの保護に取り組む「茅野ミヤマシロチョウの会」は、越冬巣調査や生息域の除伐といった活動を写真などで紹介。会員が指導する「こども自然探検隊」の自然観察や食育体験活動も詳しく説明している。

 館内で裂き織りを指導しているボランティア団体「グループねじばな」は、会員が作ったバッグや衣服など約100点を出品。若宮崇令(たかのり)館長は「大勢の市民によって博物館が支えられ、高め合っていることが知ってもらえるといい」と話している。

 午前9時〜午後4時半。一般310円、高校生210円、小中学生150円。諏訪地方の小中学生と茅野市在住在学の高校生は無料。21日は入館無料で、市民研究員による体験型講座や、裂き織りコースターのプレゼント(先着100人)がある。問い合わせは八ケ岳総合博物館(電話0266・73・0300)へ。

写真説明:市民研究員が集めた植物標本などが並ぶ会場

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