認知症介護の悩み、カフェで共有 安曇野でオープンへ

2016/03/10 09:38
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 認知症や物忘れがひどくなった人の家族らが介護の悩みなどを気楽に語り合う場をつくろうと、安曇野市の福祉施設の職員でつくる団体が19日、同市豊科で「オレンジカフェ花水木」をプレオープンする。4月以降、毎月第3土曜に開き、家族同士の情報交換や専門職への相談、認知症予防に役立ててもらう。

 会場は、市内の会社が借りてデイサービス施設「見岳(けんがく)荘ハナミズキ」を運営している民家。施設の休業日を活用して開く。同施設の職員が、利用者の家族から、同じ悩みを抱える家族同士で相談し合える場所がほしいと要望を受け、昨秋から準備してきた。

 カフェは午前10時〜正午に開き、利用料は1人300円。コーヒーや紅茶、菓子を提供し、訪れた人に自由に情報交換してもらう。認知症ケア専門士らの相談も受けられるほか、要望に応じて認知症予防の体操や学習会を開く。物忘れのある人に喫茶スタッフとして参加してもらうことも考えているという。19日に説明する。

 悩みのある人や関心の高い専門職らに気兼ねなく訪れてもらい、将来は運営にも携わってほしいと、施設の運営会社とは別団体で運営する。来年度にNPO法人の認証を受ける予定だ。

 施設の管理者で団体代表の妹尾洋人さん(51)は「当事者や家族が気軽に立ち寄ることができ、心安らぐ場にしたい」と話している。問い合わせは平日にハナミズキ(電話0263・87・8232)へ。

写真説明:オレンジカフェ花水木の会場になる居間で話す妹尾さん(右)ら

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