震災ドキュメンタリー映画 長野で11・12日自主上映会

2016/03/09 10:22

 東日本大震災発生から丸5年の11日、震災を扱ったドキュメンタリー映画「家族の軌跡」の自主上映会が、長野市鶴賀緑町の市ふれあい福祉センターで開かれる。映画はフォトジャーナリストの大西暢夫(のぶお)さんが撮影、監督を務め、今年製作した。

 インターネットを使った地域の情報発信に取り組む住民有志の「ながのTV」(まちの放送局ディレクターズクラブ)の主催。震災から5年がたち、あらためて自然災害の不条理さや復興について考えるきっかけになればいい―と企画した。

 大西さんは震災直後から東北沿岸を600キロにわたって取材し、宮城県東松島市の仮設住宅に暮らす被災者と交流を深め、一人一人から話を聞いた。映画は、家族を失った人たちの思いやその軌跡を見つめた90分のルポだ。

 大西さんは、震災から1年後に長野市内で写真展やトークショーを開くなど、同市と縁がある。ながのTVに上映会を提案した大西さんと交流のある西沢淑恵さん(54)=長野市=は、「震災から5年の今年、あらためて震災から学ぶ必要性を感じる。被災者の声を聞くことで、失われた命や、復興に自分ができることなどを、それぞれ考える機会にしてほしい」と参加を呼び掛けている。

 11日は午後7時15分上映開始で、終了後にお茶を飲みながらのおしゃべりタイムがある。12日も、長野市松代町の飲食店「レストランはなや」で午後7時から上映会がある。参加費は11日が700円、12日が千円(飲み物付き)。問い合わせは西沢さん(電話080・6939・2719)へ。

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