箕輪描いた童画展示へ 奈良の童話作家なかじまさん

2016/03/04 10:05
ODEK2016030400553101.jpg

 箕輪町文化センターのホールで5日、童話作家なかじまゆたかさん(奈良県橿原市)の童画展「なかじまゆたかの世界」が始まる。絵本の原画、町を題材にした童画など約80点を展示。鮮やかな色彩と独特の世界観を楽しめる。

 なかじまさんは幼時から肢体に障害がある。療養生活の中でグリム童話と出合い、創作を始めた。高校時代の恩師が同町出身で、恩師の実家を訪れた際に見た町の情景を基に制作した絵本「牛の目地蔵」で作家デビュー。町に童画や絵本を贈るなどしてきた。

 昨年1月に発足60周年を迎えた町に、なかじまさんが「何か協力したい」と持ち掛けた。同町上古田地区に伝わる古田人形芝居と、1913(大正2)年8月の中央アルプス駒ケ岳遭難の慰霊登山をする箕輪中学校の生徒を題材にした童画は、今回の展示のために制作し、町に寄贈した。

 町郷土博物館の柴秀毅係長(45)は「大人にも見応えのある作品ばかり」と話している。20日まで。6、7日はなかじまさんを迎え、鑑賞会や町図書館で絵本の読み聞かせ会などがある。無料。問い合わせは町郷土博物館(電話0265・79・4860)へ。

写真説明:駒ケ岳遭難の慰霊登山(左)など箕輪町が題材の作品も並ぶ会場

北陸と信州・長野、新潟の観光情報が満載! 北陸・信越観光ナビ