「ひな人形の違い楽しんで」 坂城で江戸から昭和330点

2016/02/26 11:14
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 江戸時代から昭和までのひな人形を並べたイベント「坂城のお雛(ひな)さま」が4月3日まで、坂城町坂城の「坂木宿ふるさと歴史館」と「鉄の展示館」で開かれている。昨年まで10回続いた「坂城古雛(こびな)まつり」の内容を一新。これまでは江戸時代中心だったが、昭和のひな人形を充実させて計約330点を飾っている。

 町内の商店主らの住民グループ「にぎわい坂城」などでつくる実行委員会の主催。実行委によると、昭和のひな人形は装飾や顔の表情などの華やかさが特徴という。

 歴史館では、昭和50年前後の八段飾りを展示。三人官女や五人ばやしだけでなく、小野小町ら三歌人、きらびやかな牛車や重箱なども並ぶ。上田で作られた押し絵びなは、カイコガの卵を付けた蚕種紙(さんしゅし)が台紙として使われ、「蚕都(さんと)」として栄えた時代をしのばせる。

 毎週日曜日(4月3日を除く)は歴史館、展示館の順に展示解説をするガイドツアー(費用は入館料のみ)を午前10時〜正午に実施。歴史館では午前10時〜午後3時に抹茶を振る舞う。実行委員長の中沢恵子さん(65)=坂城町坂城=は、幕末と明治期のひな人形は鼻の高さが違うと説明し、「時代によって変わるひな人形の違いを楽しんで」と来場を呼び掛けている。

 展示は両会場とも午前9時〜午後5時(月曜休館で祝日の場合は翌日)で、入館料は歴史館が100円、展示館が400円。両会場とも行くと100円引き。ともに中学生以下は無料。問い合わせは歴史館(電話0268・82・4193)へ。

写真説明:きらびやかな昭和の八段飾り(右)などが並ぶ坂木宿ふるさと歴史館

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