駒ケ根の光前寺4月9日から御開帳 秘仏の本尊公開

2016/02/13 10:48
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 駒ケ根市の古刹(こさつ)、光前寺が7年目に1度の御開帳の年を迎え、4月9日〜5月8日の期間中、秘仏の本尊不動明王像を特別公開する。開扉法要や結願(けちがん)法要のほか、秘宝の獅子頭「雨乞いの青獅子」の公開も予定。境内のシダレザクラなど70本超の桜の開花時季に合わせ、地元観光関係者らがライトアップやテント市など多彩な催しで盛り上げる。

 同寺の開基年代は平安時代の860(貞観2)年とされ、境内約6・7ヘクタールが1967(昭和42)年に国名勝の指定を受けた。県の調査では、2014年には延べ38万人余が訪れた。

 御開帳では、普段は閉じている本堂の厨子(ずし)を開けて秘仏を公開、綱で結んだ回向柱を本堂前に建てる。千手観音像など、えとの守り本尊も本堂に安置する。吉沢道人(どうにん)住職(68)は「秘仏を直接見てご縁を結べるのは御開帳の時だけ」と来場を呼び掛ける。

 雨乞いの青獅子は大正年間のかんばつ時に中央アルプスでの儀式に使われた―などと伝わる。普段は公開しておらず、御開帳最終日の5月8日に拝観できる。屋根のふき替えを終える「十王堂」も公開し、市立博物館では同寺所蔵の仏画展がある。

 有志の奉賛会は4月16〜27日午後、境内で大正琴の催しを企画。同18日〜5月8日には飲食や物販などのテント市も開く。御開帳の催しは一部有料。問い合わせは駒ケ根観光協会(電話0265・81・7700)へ。

写真説明:前回の御開帳でにぎわう光前寺=2010年4月

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