人形飾り、猿あちこちに 高遠で11日「だるま市」

2016/01/30 11:17
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 2月11日に伊那市高遠町で開く「だるま市」に向け、街を彩る人形飾りの制作が進んでいる。作る団体は減ったが、だるま市を盛り上げようと6団体が出品。うち3団体はえとにちなみ、猿が題材だ。

 地元商店などでつくる実業団で唯一参加する霜町実業団は、今月中旬から10人以上が平日夜に作業。昨年のラグビーワールドカップで活躍した五郎丸歩選手のポーズを取る猿の人形を作った。背景の競技場の絵には「TAKATO」の文字。箕輪町の「木下山車飾保存会」から、同市長谷の民話「孝行猿」の人形も借りた。団長の赤羽敏さん(52)は「さる年は縁起がいいと言われる。霜町の商店街が少しでも活気づいてほしい」。

 参加4年目の地元の春日医院は、高さ40〜140センチの猿のぬいぐるみ5体を飾る。年明けから、週2日の午後の休診時などに職員ら10人ほどで作り、桜が咲く高遠城址(じょうし)公園の写真をモザイク画風にした背景も用意。看護師の名村まゆみさん(56)は「楽しい雰囲気が出ている」と語る。

 デイサービスセンターのツクイ伊那中央(伊那市中央)は昨年に続く参加。「さるかに合戦」を主題に、利用者が段ボール製の人形に布を貼ったり、色を塗ったりしている。同市山寺の90代男性は「むらがないよう塗るのはなかなか難しい。どんな物ができるか楽しみ」と話していた。

写真説明:春日医院前で人形飾りの配置を考える看護師ら(上)。「五郎丸ポーズ」の猿の人形を調整する霜町実業団員(中)。デイサービスセンターのツクイ伊那中央で人形の頭部に色を塗る利用者

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