伊那で若手作家の公募個展 作品への思い、出品者が解説

2016/01/25 09:44
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 県内ゆかりの若手作家の公募個展「トライアル・ギャラリー」を開催中の県伊那文化会館(伊那市)で24日、出品者による作品解説があった。「詩書家」の伊藤倫さん(38)=長野市、写真家の遠藤励(つとむ)さん(37)=大町市、画家の原口風花さん(27)=駒ケ根市=が、作品に込めた思いや狙い、制作秘話を解説し、約40人が聞いた。

 伊藤さんの書は、古民家にあったふすまや段ボールなどに文字を書き、「かすれ」と「にじみ」を同居させた大書が並ぶ。「読んでもらえるというより、感じてもらえる字を書きたい」と語った。

 遠藤さんの写真は、子どもの時の「雪遊びをした温かい思い出」を表現。氷河の広がるアイスランドで撮った写真群は、展示の並びが水の循環を表している。

 赤や黄といった原色が目を引く原口さんの油彩画は、幼少期に訪れた東南アジアや中南米の民族衣装の色合いや模様の影響を受けたという。牛やサイなどを大きく描き、麻の布を張り付けて立体感を加えた作品もある。

 同展は30代までの県内ゆかりの作家に発表の場を提供しようと、同館主催で2年目。26日まで(25日休館)の午前9時~午後5時。観覧無料。

写真説明:自身の作品を解説する「詩書家」の伊藤さん(右)

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