窓霜の「美」写真で表現 塩尻の丸山さん安曇野で作品展

2016/01/23 11:22
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 自然写真家で元信濃毎日新聞写真記者、丸山祥司さん(71)=塩尻市片丘=が、窓ガラスに凍り付いた霜の造形美を撮影した写真展「窓霜ファンタジー」を、安曇野市豊科南穂高の田淵行男記念館で開いている。松本市の美ケ原高原のホテルで約15年にわたって撮影した29点を展示している。

 窓霜の鮮やかな色彩は、屈折した光で巧みに引き出した自然の色合い。普通に接写した作品のほか、携帯電話などの液晶表示に使われている偏光板、光の反射を調節できる偏光フィルターを窓の外に置いて撮影した作品もある。

 まぶしいオレンジ色が印象的な「黄金山脈」は、朝日が差し込んだ数分間をフィルターを使わずに捉えた。鳥の羽のような躍動感がある「熱帯雨林」は、偏光板の効果で紫色や黄色が現れた幻想的な作品。「御柱曳(えい)行」は、細かい窓霜が、御柱祭の法被姿の人並みをイメージさせる。

 丸山さんは「窓霜は一つとして同じ模様はなく、日差しで解けるまでのはかない存在。わずかな瞬間に現れる美しい世界をぜひ感じ取ってほしい」と話している。

 2月14日まで。午前9時〜午後5時。休館日は月曜日と2月12日。入館料は高校生以上300円。

写真説明:作品の撮影法を解説する丸山さん(左)

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