麻績産「干しりんご」販売 地域おこし協力隊員が開発

2016/01/13 10:58
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 麻績村の地域おこし協力隊員、白木和真(かずま)さん(36)=愛知県出身=が、村産リンゴを材料にした「ひなたの干しりんご」を開発し、村内3カ所で販売している。加工用リンゴの付加価値を高める目的だ。昨年秋からこれまでに200パックほどを売り、3月までに500パックを売るのが目標。売れ行きを踏まえて来季は増産や販路拡大を検討する。

 リンゴ栽培が盛んな日向(ひなた)地区産を使用。芯を抜いて8等分にし、機械で3〜4日乾燥させる。1パックに20切れほど入って620円。村内の宿泊施設の売店、レストラン、農産物直売所に納品している。

 白木さんは岐阜市の農家でコメ作りや柿の生産に携わった後、2013年8月、村の協力隊員になった。村内の遊休農地で小麦の生産やコメ作りなどをして、生産から加工、販売までを手掛ける6次産業化にも取り組む。

 傷があるなどの実は、味が良いのにジュースなどの加工用に回っていた状況に注目。村の土産品にならないかと、14年秋に商品開発を始め、昨秋は1軒の農家からリンゴを買った。「素材の味を生かそうと心掛けた」と白木さん。軟らかい食感が残るように何度も乾燥時間を調整。できるだけ白い色を残すため乾燥前には食塩水に浸す。基本的に1人で手作りしている。

 協力隊の任期は7月までだが、白木さんは村での就農を検討している。「販売が伸び、リンゴの買い取り価格や量が増えれば農家の助けになる。地域振興にもつなげたい」と意気込む。問い合わせは村づくり推進課(電話0263・67・3001)へ。

写真説明:商品化した「ひなたの干しりんご」と白木さん

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