市民が描いた長野市の情景 県信濃美術館で風景画展

2016/01/10 09:43
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 長野市の県信濃美術館で9日、第25回長野市風景画展が始まった。裾花川や善光寺、見慣れた街並みなど、市民が市内の情景を描いた約250点を17日まで展示している。

 最優秀の第25回記念賞は、同市篠ノ井塩崎の樽田昭彦さん(62)の油絵「冬じたく」が洋画部門で受賞した。

 この作品は自宅の土蔵近くで、手ぬぐいをかぶった母親(84)が漬物用の大根を洗う姿を描いた。樽田さんは見慣れた12月の情景といい、「土を耕し、自然と共に暮らす母の営みは、(自分が描く)テーマの一つ。そんな生活の大切さを感じてもらえたらいい」と話す。

 夕やみの千曲川や松代の城下町、戸隠連峰を描いた作品も並ぶ。会場を訪れた同市吉田の野川文子さん(68)は「いい風景がたくさんあると実感した。水彩画を描くので勉強にもなる」と話していた。

 午前9時~午後5時。13日休館。17日は午後3時まで。入場無料。

写真説明:第25回記念賞の「冬じたく」(左)などの作品が並ぶ会場

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