郷土作家、多彩な絵画150点 伊那で明治期からの30人

2016/01/04 10:17
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 伊那谷出身の画家を中心とする「新春 郷土作家展」が3日、伊那市坂下の画廊「はら美術」で始まった。明治期から戦前の著名作家、伊那谷に根を張ったり海外に渡ったりして活躍する現役作家ら計30人の日本画、洋画など約150点を展示。紅梅や鶴の掛け軸など、縁起物を描いた作品も花を添えている。

 現在の同市高遠町出身の日本画家池上秀畝(しゅうほ)(1874〜1944年)、高遠育ちの書家・画家の中村不折(1866〜1943年)、伊那市出身でフランス在住の画家安川博さんらの作品を紹介。同画廊経営の原義美さん(73)によると、安川さんは何色もの油絵の具を薄く何回も塗り重ねて表現し、「空も一色ではなく、この人にしかない技法がある」という。

 題材も南アルプス仙丈ケ岳、八ケ岳、高遠町の桜、京都・石清水八幡宮、ハト、こま犬などさまざま。原さんは「いろいろな作家の作品を一度に見ることができる」と来場を呼び掛けていた。11日まで(6日休み)の午前10時〜午後6時。入場無料。

写真説明:来場者に作品を解説する原さん(右)

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