上田ゆかりの絵画、一堂に 市立美術館、収蔵品展

2015/12/27 09:40
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 上田市交流・文化施設「サントミューゼ」内の市立美術館で26日、上田ゆかりの作品を含む「新収蔵品展」が始まった。同市で農民美術運動を提唱した洋画家で版画家の山本鼎(かなえ)(1882〜1946年)の作品をはじめ、洋画や日本画、木版画など合わせて40点余を来年2月28日まで展示している。

 山本がフランス・ブルターニュ地方の女性を題材に制作した代表作の木版画「ブルトンヌ」、上田市出身の洋画家林倭衛(しずえ)(1895〜1945年)がフランスの画家セザンヌのアトリエで制作していた時代に木々の芽吹きを力強く表現した油彩画「早春」などが並ぶ。山本とともに農民美術の普及に尽くした洋画家倉田白羊(はくよう)(1881〜1938年)や、1919(大正8)年に22歳で亡くなった詩人で画家の村山槐多(かいた)が農村風景を描いた絵もある。

 堀内克巳館長補佐(53)は「大半が初公開で質の高い貴重な作品ばかり。この機会に見てほしい」と話す。今月29日〜1月3日は休館。問い合わせは上田市立美術館(電話0268・27・2300)へ。

写真説明:上田市ゆかりの画家などの絵が展示されている上田市立美術館

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