「松代の商家」暮らし紹介 長野で企画展、象山の書も

2015/12/24 09:43
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 松代藩の御用商人・八田家の資料を展示する企画展「松代の商家伊勢町八田家―近代のくらし」が長野市小島田町の市立博物館で開かれている。明治以降の生活用具や、幕末の思想家で松代藩士の佐久間象山(1811〜64年)の書など約50点が並ぶ。

 八田家の生活と、八田家と象山の関わりの二つをテーマに資料を展示。八田家8代彦次郎が1900(明治33)年から53(昭和28)年まで毎日書いた日記などを並べた。戦時中の物資や電気の制限のために使用した、蒸気で熱する陶製のアイロンもある。象山との関わりでは、八田家所蔵で象山が八田家に送った書簡などを見ることができる。

 同館学芸員の小森明里さん(24)は「八田家は地域の文化も支えた。展示から当時の生活を見てほしい」と話している。

 来年2月21日まで。年末年始(12月29日〜1月3日)と月曜(祝日の場合は翌日)休館。午前9時〜午後4時半。問い合わせは、同博物館(電話026・284・9011)へ。

写真説明:八田家が所蔵する佐久間象山の書などが並んだ企画展会場

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