箕輪伝統の「古田人形芝居」 松本で来月9日公演

2015/12/23 12:11
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 松本市のキッセイ文化ホール(県松本文化会館)は来年1月9日、上伊那郡箕輪町上古田地区に江戸時代から伝わる「古田人形芝居」の公演を開く。信州の伝統芸能を紹介する取り組みの第1弾で、年に1回ほどさまざまな分野の公演を予定する。人形の扱い方を学ぶワークショップ(参加型講習)や、和ろうそくを使った照明の工夫などを紹介する。

 300年ほど前に伊那谷に伝わった人形芝居の一つとされ、県選択無形民俗文化財に指定されている。浄瑠璃の語りと三味線、1体を3人で操る複数の人形で舞台を作る。

 当日はワークショップ後、生き別れた母と子の情愛を演じる「傾城(けいせい)阿波鳴門(あわのなると) 順礼歌(うた)の段」、擦れ違う男女の悲哀を描く「生写(しょううつし)朝顔話 宿屋の段・大井川の段」を上演する。最初の演目は、江戸時代の雰囲気を味わえるよう、和ろうそくを舞台前方でともし、人形の表情をあでやかに演出。次の演目は通常照明を当て、人形を操る人たちの動きを見えるようにする。

 同ホールの萩原透事業課長は「多様な文化が混ざり合う信州の伝統芸能を互いに紹介し合えればいい」と話している。午後1時半開演。一般千円。高校生以下無料。問い合わせは同ホール(電話0263・34・7100)へ。

写真説明:古田人形芝居の公演を知らせるチラシ

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