パノラマ画、独自の技法 伊那でゆかりの画家の特別展

2015/11/07 10:57
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 世界的なパノラマ画家ハインリッヒ・C・ベランさん(1915〜99年、オーストリア出身)の特別展が、伊那市創造館で開かれている。ベランさんと親交があった同市ふるさと大使の森田芳夫さん(千葉県市川市、元実業之日本社常務)が10月に伊那市へ寄託した約130点のうち、北安曇郡白馬村の冬景色など約30点を展示。県外から見に来る人もいるという。

 捧(ささげ)剛太館長(56)によると、ベランさんは地図や地形図、写真などを基にパノラマ画を独自の技法で描いた。会場には各国の山岳地域を描いた作品が目立つ。千葉県佐原市(現香取市)が題材の「水郷佐原」は利根川などの川が印象的で、富士山や筑波山も描かれている。サラエボ五輪の公式パノラマのポスターもある。

 寄託品を活用し、来年も市内で展示を予定しているという。捧館長は「場所がイメージしやすく、美しい作品を見てほしい」と話していた。

 15日まで(10日休館)の午前10時〜午後5時。入場無料。問い合わせは伊那市創造館(電話0265・72・6220)へ。

写真説明:白馬村のパノラマ画(右)などが並ぶ会場

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