旧伊那街道の難所、歩いて史跡巡り 飯島で11月3日

2015/10/31 11:33

 飯島町教育委員会は11月3日、旧伊那街道の難所だった町内の「日影坂」周辺で、幕末から明治期の史跡などを巡る催しを開く。行き倒れた修験者の塚跡、運送馬車関係者が建てた馬頭観音、幕末から明治期に伊那谷を放浪した俳人井上井月(せいげつ)が茶屋に残した句など、人や物の往来にまつわる苦労や文化に目を向ける。

 町教委によると、修験者を埋葬した「養山(ようざん)塚」は、願いがかなうとして人々が参詣するようになった。街道は明治に入って改修が進み、運送馬車での輸送が台頭。馬頭観音の石塔には、現在の宮田村から松川町までの運送馬車関係者の名が刻まれている。井月は「気配りの親と知らるる雀(すずめ)かな」など、6句を付近の茶屋に残したという。

 豊岡集会所駐車場を午前8時半に出発し、約2・5キロを歩く。先着20人で、10人ほど空きがある。保険代100円が必要。申し込みは2日に町教委(電話0265・86・3111)へ。

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