八十二文化財団創立30年 記念の展覧会始まる

2015/10/11 10:52
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 八十二文化財団(長野市)の創立30周年を記念した展覧会「信州ゆかりの作家と日本美術院」が10日、長野市岡田町のギャラリー82で始まった。菱田春草や山本鼎、荘司福ら、美術団体「日本美術院」に関わり、明治から平成にかけて活躍した県出身作家ら14人の絵画、彫刻計30点が並ぶ。

 今の南佐久郡佐久穂町に疎開していた奥村土牛(とぎゅう)(1889〜1990年)の作品は3本のヒマワリを柔らかい色調で描いた「白日(ひまわり)」など3点。同院の展覧会「院展」で2012年に最高賞の内閣総理大臣賞を受けた千曲市出身の倉島重友さん(70)の「合歓(ねむ)」もある。

 同財団はこれまでに、ギャラリー82で41回の企画展を主催。ほとんどが個展で、今回は最も多くの作家を展示している。久保山功館長は「一巡すれば長野の美術史を一望できる。郷土の偉大な作家の活躍を知ってほしい」と話す。

 11月1日まで。無料。10月11日午後1時半から、ギャラリーがある八十二別館内で茨城大の小泉晋弥教授が「日本美術院の百年と信州の作家たち」と題し講演する。

写真説明:奥村土牛の「白日」(右)などが並ぶ会場

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