満蒙開拓学び運営支えよう 10月から養成講座、初回は飯田

2015/09/29 10:09

 下伊那郡阿智村の満蒙(まんもう)開拓平和記念館で活動するボランティアグループ「ピースLabo.(ラボ)」が10月から、同館の運営を支えるボランティアの養成講座を開く。来年2月までの全5回で、本年度は参加しやすいようにこのうち3回を飯田市内で開催。1回のみの受講でもよく、幅広い参加を募っている。

 ピースラボは、開館前の2012年に発足し、住民が満蒙開拓の歴史を学んできた。住民主導で運営する記念館を支えようと、昨年もボランティア養成講座を開催。現在約30人が登録し、自分の都合に合わせて記念館を訪れ活動している。

 本年度の講座日程は、初回が10月22日、飯田市東栄町の県飯田勤労者福祉センターで記念館の寺沢秀文専務理事(61)が満蒙開拓の基礎知識を話す。第2回は11月19日に記念館を会場とし、記念館事務局長の三沢亜紀さん(48)が展示内容を紹介しながら満蒙開拓の社会的背景を説明。12月17日には同センターで、飯田日中友好協会理事長の小林勝人さん(75)が中国残留孤児や残留婦人について話す。

 来年1月21日は飯田勤労者福祉センターで、帰国者2世の大橋春美さん(45)が思いを語る。最終回は2月18日で記念館を会場に、現在ピースラボで活動するメンバーとの懇談を予定する。いずれも午後7〜9時。

 ピースラボ代表の木村多喜子さん(45)=下伊那郡松川町=は「活動を通じて歴史を知ることは自分を知ることだと感じた」とした上で、「歴史は人がつくるもの。その時代に自分だったらどうしたか、といつも問い掛けられる」と、講座への参加を呼び掛けている。

 ボランティア参加は困難でも、講座内容に興味を持った人の参加も歓迎する。参加費は各回500円。定員はいずれも30人。申し込み、問い合わせは記念館(電話0265・43・5580)へ。

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