あの日の松本、吉永さんと銀幕に 「美しい暦」10月上映

2015/09/25 10:31

 NPO法人「松本CINEMAセレクト」は10月8日、女優吉永小百合さんを主演に松本市内で撮影された青春映画「美しい暦」(1963年、日活)を同市のまつもと市民芸術館で上映する。市などの実行委員会が今月29日に市内で開く平和の詩の朗読会「祈るように語り続けたい」に吉永さんが参加するのに合わせて企画した。

 美しい暦は、石坂洋次郎原作、森永健次郎監督。吉永さんら当時のスター俳優が出演し、みずみずしい高校生活や恋愛模様を描いた。国宝松本城や2011年に国の登録有形文化財となった松商学園の本館、1979(昭和54)年の火災で焼失した同学園の旧校舎などで撮影した。

 当時、撮影用自転車の手配を頼まれたという同学園出身の自転車店主岡田靖男さん(82)=松本市中央2=は「吉永さん用にピンク色の最新式自転車を用意したが、映画には映らず残念だった。思い出深い映画で、見るのが楽しみ」と話している。

 シネマセレクトの宮崎善文理事長(54)=山形村=は「今と変わらない光景に加え、なくなってしまった場所も映る。スクリーンの中で輝く吉永さんや当時の街並みを見てほしい」と来場を呼び掛けている。

 上映は午前10時半、午後1時、午後7時半。前売り券は800円で、まつもと市民芸術館チケットセンター(電話0263・33・2200)のみで販売している。当日券は千円。

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