「古井戸」夢の再会ライブ 熱意実り諏訪で10月18日

2015/09/16 10:31

 1970〜79年に活動し「さなえちゃん」などのヒット曲を出した加奈崎芳太郎さん(諏訪市在住)と仲井戸麗市さん(東京都)によるフォークデュオ「古井戸」の「再会ライブ」が10月18日、諏訪市文化センターで開かれる。加奈崎さんの知人でこれまでもライブを手伝ってきた諏訪清陵高校(同市)校長の石城(いしがき)正志さん(59)が仲井戸さんに手紙を出し続け、実現にこぎ着けた。

 加奈崎さんは79年に古井戸を解散後、主にソロで活動。仲井戸さんは2009年に亡くなったロック歌手忌野清志郎さんが率いたバンド「RCサクセション」にギタリストとして参加。それぞれ独自の道を歩んできた。

 石城さんは諏訪清陵高校時代にフォークソング部に所属し、古井戸の曲をコピーするほど熱中した。97年に諏訪市に移住した加奈崎さんと、99年に知り合った。その後、石城さんは小学校の同級生でイベント会社「グッドニュース」社長の木下祐治さん(58)と一緒に加奈崎さんのライブに関わるように。05年、茅野市民館で木下さんが開いた仲井戸さんのライブをきっかけに、仲井戸さんとの交流も始まった。

 石城さんは、仲井戸さんに古井戸の再結成を願う手紙を8通書き、送ってきた。11年に東日本大震災が起きた後は「人はいつどうなるか分からない。再結成してほしい」と伝えた。前向きな返事はもらえなかったが、今年2月、仲井戸さんの事務所から「諏訪で古井戸のライブをしたい」との連絡が来たという。

 再会ライブは解散後、初めてで諏訪市と東京の2会場で行う。「石城さんが頼み続けたからライブが実現した。今後、古井戸の2人がそろうことはないかもしれない」と木下さん。石城さんは「諏訪でのライブを成功させ、2人をこれで終わりではないという気持ちにさせたい」と言う。

 諏訪市のライブは18日午後5時から。チケットは6500円(前売り、全席指定)。石城さんは高校長の立場上、主催者にはならず、側面支援するという。問い合わせはグッドニュース(電話0266・54・7210)へ。

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