鉄に見る古代人の営み 千曲・森将軍塚古墳館で企画展

2015/09/08 10:11
ODEK2015090800474801.jpg

 千曲市屋代の森将軍塚古墳館は10月4日まで、企画展「鉄を造った人びと」を開いている。同市と坂城町にある古墳時代や平安時代の出土品約40点を並べ、鉄と人との関わりを伝えている。

 平安時代の清水製鉄遺跡(千曲市森)で発掘された炉壁は土製で、鉄の素材を造る製錬炉の壊れた壁の一部だ。古墳時代の屋代遺跡群大塚遺跡(同市屋代)の出土品は、熱した鉄を鍛える際に台として使われた金床石(かなとこいし)を展示。石の上部が熱で赤く変色しており、当時の生活を感じさせる。

 鍛冶工房は大量の炭を使うため、集落から離れた場所に建てられる傾向にある。平安時代の小山製鉄遺跡(坂城町坂城)には工房脇に竪穴住居跡があり、そこで見つかった土器を並べた。同館は「鍛冶工房で働いていた人の住居ではないか」としている。

 入館時間は午前9時〜午後4時半。入館料は高校生以上200円、中学生以下無料。24、28日は休館。問い合わせは森将軍塚古墳館(電話026・274・3400)へ。

写真説明:鉄と人との関わりを示す道具などが並ぶ企画展

北陸と信州・長野、新潟の観光情報が満載! 北陸・信越観光ナビ