地元の隠れた味に光を 松本で「味噌バル」始まる

2015/09/05 11:41
ODEK2015090500473401.jpg

 松本市の中心市街地で4日、市内産みそを使った料理を食べ歩くイベント「松本味噌(みそ)バル」が始まった。飲食店38店舗が10日まで、オリジナル料理を提供。地元で生産が盛んなみそだが、市民らにはあまり注目されていないとして、“松本の味”に光を当ててアピールする狙いだ。

 松本青年会議所(JC)が初めて企画した。松本JCなどによると、みそやしょうゆの醸造法を国内に伝えたとされる鎌倉時代の高僧、覚心(法灯国師)は現在の松本市出身。松本地方にみその醸造元は20以上あるが、こうしたことはあまり知られていない。

 今回のイベントでは、醸造元4社のみそを使用。飲食店はそれぞれ、みそ風味のパスタや、イノシシ肉を白みそとヨーグルトで煮込んだ料理など意欲作を用意した。4日夜は、イベント参加店舗などで買えるチケットを手にした客が訪れ、味わっていた。

 経営するバーでみそ味ピザを出した林幸一さん(48)は「他店もみて、みそでこれほどたくさんメニュー展開できることに驚いた」。醸造元常務の佐渡友淳さん(40)は「新しい(魅力の)発見につながったらいい」と期待した。

写真説明:初めての「松本味噌バル」で、肉みそ味のピザに手を伸ばす客たち=4日夜、松本市

北陸と信州・長野、新潟の観光情報が満載! 北陸・信越観光ナビ