清内路伝統の手作り花火で婚活 12日から支援イベント

2015/09/02 10:13
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 下伊那郡阿智村清内路の住民でつくる清内路自治会の「子ども増やそう育てようプロジェクト委員会」が9月〜10月、清内路に約280年前から伝わる伝統の「手作り花火」(県無形民俗文化財)を通じて清内路の男性陣に出会いの場をつくろうと、婚活支援イベント「来たれ!花火女子」を開く。地域の行事にひた向きに取り組む男性たちを知ってもらう良い機会と捉え、企画。定住にもつなげたい考えだ。

 清内路の手作り花火は日本で唯一、住民が火薬から製造するのが特徴。火の粉を振りまきながら回転したり、飛んだりする仕掛け花火だ。下清内路と上清内路それぞれに煙火会がある。

 イベントは計5日間で、初回の今月12日は、清内路の見どころを地元の女性たちが案内し、夜は火薬製造現場を見学する。同27日は昼間に、仕掛け道具の修理現場などを見学、体験する。10月6日は上清内路奉納煙火、同10日は下清内路奉納煙火をそれぞれ観賞。同17日に作り手たちとの交流会を開く。

 交流する下清内路煙火有志会には現在、女性4人を含む35人が所属。20代〜60代がおり、約半数が独身だ。

 20年ほど前に清内路の男性と結婚した同委員の門野美和子さん(44)は「こんな花火があるのかと驚いた。花火にかける熱い思いを知ってもらいたい。普段の3割増しで格好良い」とPRする。同プロジェクト委員会事務局の桜井佑介さん(38)も「花火は地域の存続にも関わる要。担い手も募りたい」と話す。

 募集対象は20歳以上の独身女性で、シングルマザーも歓迎する。参加費無料で、交通費は実費。全日程参加できなくても可。申し込みは同村役場清内路振興室(電話0265・46・2001)へ。

写真説明:「来たれ花火女子!」と呼び掛けるチラシを手にする門野さん(右)

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