繭蔵にいた招き猫…こんな所に 岡谷の菓子店天井

2015/08/25 09:46
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 岡谷市中央町の菓子店「ヌーベル梅林堂」岡谷本店内に、かつて市内の繭蔵で使われていた大きな招き猫が飾られている=写真。商売繁盛や、繭を食い荒らすネズミを追い払う願いが込められていた。当時と同様、天井に飾ってあるため気付きにくく、見つけた来店客の話題になっている。

 招き猫は高さ約1メートル。1991年まで市内で製糸業を営んでいた現不動産会社の「吉田館」が、繭蔵内ににらみを利かせるように天井のはりの上に置いていた。胴体のカラフルな模様とユーモラスな表情が特徴だ。群馬県のだるま業者が作り、吉田館には20体ほどがあり、市立岡谷蚕糸博物館にも同じ型の招き猫を寄贈している。

 梅林堂は諏訪地方に店舗や工場を構え、クルミを使った菓子などを製造・販売。岡谷本店は7月に開店した。吉田館が保管する絹織物を使ったバッグや通帳入れなどの小物を店内に置いた縁で、同館が贈ったという。

 同館の吉田光宏支配人(58)は「訪れる観光客らに、シルク岡谷の歴史を感じてもらえたらうれしい」と期待している。

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