大河ドラマ「真田丸」放映期間中 松代で催し計画

2015/07/28 10:23

 長野市教育委員会などは、松代地区が関連する来年のNHK大河ドラマ「真田丸」放映期間中、「体感!戦国の絆信州松代真田大博覧会2016」(仮称)と銘打ち、真田宝物館や一帯の文化施設で催しを計画している。同館には名誉館長を置いてイメージ向上を図り、特別企画展を来年1月17日〜12月12日に開くほか、期間中は各施設の入場料を増額する考えだ。

 市、市教委、地元が連携して取り組む。案では、同館をゲートウェイ(入り口)と位置付け、いずれも国史跡の松代城跡、文武学校、真田邸をそれぞれイベントゾーン、文化体験ゾーン、生活体験ゾーンとして関連イベントを実施し、まち歩きを促す。

 同館は全体を改装し、常設展示を一新する。「真田戦国をかける―乱世を生きた兵(つわもの)」(仮称)と題し、ドラマの主人公真田幸村の文書などを展示。真田邸では、幸村の兄で松代藩真田家初代藩主信之らについて、ドラマの再現や小道具を展示する予定だ。

 期間中、真田宝物館は展示内容の充実に伴い、料金を通常の2倍にする方針。真田邸・文武学校は部分的に改装して展示・体験コーナーを設置し、通常の1・5倍にすることを検討している。

 真田宝物館名誉館長は松代地区が今月、真田家14代当主で慶応大理工学部教授の幸俊氏の就任を要望。1984(昭和59)年に名誉館長だった13代幸長氏が亡くなった後、不在だった。8月の松代藩文化施設管理委員会の審議結果を踏まえて市教委が決める。

 また、同地区の文化施設で飲酒を伴う催しは条例で認められなかったが、4月に交流拠点としてオープンした「寺町商家」では飲食を促進しており、地区は柔軟な施設利用の在り方の検討を市教委などに要望。市教委は、地域振興を目的とした行事などに限って認める方針を示している。

 市は、8月3日開会の市議会9月定例会に提出する本年度一般会計補正予算案に、関連事業費を計上。関連条例改正案も提出する。

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