夏の狂言、軽井沢で堪能を 野村万作さん・萬斎さんら出演

2015/07/03 10:03

 軽井沢町や関東地方で能と狂言の普及に取り組んでいる「燎(りょう)の会」(千葉市)は8月16日、「軽井沢夏の狂言」を軽井沢町の軽井沢大賀ホールで開く。人間国宝の野村万作さん、長男の野村萬斎さんら3人の狂言師が演じる。

 万作さんは、隠れてタヌキを飼っていた太郎冠者(かじゃ)と主人の駆け引きが笑いを誘う「隠狸(かくしだぬき)」を、萬斎さんは、3年ぶりに帰郷し、本宅の妻と女の家を訪ねるが冷たくあしらわれ、気落ちして出家しようとする男を女たちが引き留める「鈍太郎(どんたろう)」をそれぞれ演じる。もう一人の狂言師、石田幸雄さんは、山人の盗まれた昼飯をめぐり、山人、山伏、使いの者の3人が騒動を繰り広げる「苞山伏(つとやまぶし)」を披露する。

 燎の会主宰で、観世流能楽師の井上燎治さん(77)=千葉市=は「地元や別荘の方々の楽しみとして定着してきてうれしい。一層楽しい公演を心掛けたい」と話している。

 午後2時開演。全席指定でS席7千円、A席5千円、B席4千円。チケット申し込みは、軽井沢大賀ホールチケットサービス(電話0267・31・5555)へ。

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