押し花作家「祈り」テーマ作品展 諏訪の原田泰治美術館

2015/07/02 10:58
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 樹皮や花を素材に使った絵を制作する飯田市大瀬木の押し花作家後藤昭子さん(78)の作品展が5日まで、諏訪市原田泰治美術館の一般向け展示スペース「ギャラリーさざなみ」で開いている。「祈り」をテーマに、倒木などを素材に十字架や天女などを描いた作品29点が並ぶ。

 これまで主に、戸隠連峰や八ケ岳といった自然風景を描いてきた後藤さん。鑑賞者から「絵を見て癒やされたい」といった声を耳にすることが多く、人が心のよりどころとする宗教に関する作品に挑んだという。

 「穴観音『永遠に』」は、古い洞窟にたたずむ観音の姿を描いた。岩肌をゼンマイの毛、観音のゆったりとした着物はギボウシの葉などで表現。額縁も廃校舎にあった黒板から作っている。

 北海道中札内村から観光で訪れた後藤操子(みさこ)さん(67)は「本物の木の皮を使うなど迫力がある。自分の地元の木を使った作品も見てみたいと思った」と話していた。

写真説明:「穴観音『永遠に』」(右)を鑑賞する来館者ら

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