大町市街地に美術館が完成 元パチンコ店を改装

2015/06/30 10:05
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 大町市街地に美術品の展示会やコンサートなどが開ける新しい美術館「いっし・あーとすぺーす」が完成し、こけら落としで市内の元教諭、一志冨美子さん(87)の日本画展が7月31日まで開かれている。同館の建物は元パチンコ店で15年ほど利用されていなかった。「芸術振興のためにも大町に美術館がほしい」という一志さんの思いを受けた教え子の有志が、建物を所得して改装し、美術館に生まれ変わった。

 28日に開かれた完成式典で、一志さんは「市民に気軽に利用してもらい、市民の美術館になることを期待している」とあいさつした。同館1階の展示場は約600平方メートルで、2階にも演劇やコンサートなどが開ける部屋がある。教え子の有志らでつくる市民団体「ちいさなちいさなプロジェクト」が、昨秋から床の張り替えや天井と壁の塗り直しなどを進めてきた。

 一志さんの日本画展には、10〜80代までに描いた約60点が並ぶ。農家の庭先の野菜や仏像、風景画まで題材は多様だ。入場無料。毎週木曜日は休館。

写真説明:「いっし・あーとすぺーす」で始まった一志冨美子さん(左)の作品展

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